年末年始も大忙しの妻。
朝7時に家を出た妻が次に帰宅するのは1月2日の昼頃。
二泊三日の大忙し。
そんなわけで年末年始はナツオと2人で過ごすことに。
ただ、マスオハウスなので正確には違うが。
鬼がいないのでのんびりだらだら大晦日。
昼過ぎからナツオと一緒に銭湯へ出かけ、その足でたこ焼き屋で2人忘年会。
たこ焼きとハイボールの黄金コンビ。
ナツオと一緒に銭湯へ行けるようになったこと、
こうして息子と一緒に飲みに行けることを心底幸せに思う。
今年一年を振り返ると、やはり重大ニュースは父の死。
まだ60歳と1ヶ月という若さ、入院して1ヶ月という早さでの死はあまりにも多くのこと考えさせてくれる。
自分は父に何をしてあげられたのか。
もっとしてあげられたのではないか。
しかし、父との思い出と言えば風呂と酒。
よく一緒に温泉に行ったし、幼い頃から居酒屋やスナックがレストラン代わりであった。
それが私の血となり肉となっている。
そう考えれば、こうしてナツオと一緒に銭湯に行き、風呂上がりに飲み屋でおやつってのが親孝行なはず。
親父の血と肉をつなげていくためにも、できなかった分の親孝行は来年以降ナツオへしていくことにする。
大晦日のハイテンションで居間に布団を並べ、だらだらと寝ながら紅白のまま爆睡してしまったナツオ。
ナツオの寝顔を眺めながら、紅白と格闘技を観ながら、お酒を飲んで過ごす大晦日の夜。
これはこれで幸せな大晦日。