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月→土とバリキャリ勤務の妻を持つ小心者の夫。2012年度に続き、2017年9月より二回目の育休中。育児ブログです。

パパ飲みという名の桃源郷。

先週の土曜日に久々に本気のパパ飲みを行った。

土曜日だってのに。

いつもは気心知れた3,4人で適当に、「今日飲みませんか?」と誘いやすく断りやすい本当に気軽な雰囲気で飲むことが多い。

しかし、今回のはちょっと大がかりに、2週間前から予定を組む本気ぶり。

 

時間はいつもの21時30分から。

21時30分からというのが我々パパ飲みの始業時間である。

メンバーは保育園のナツオ@5歳クラスのお父さん8名。

我々はキッズファーストの会である。

公務として19時は家族で食事、20時は子どものお風呂、そして21時に寝かしつけがある。

子どもが寝るかどうかは別として、寝かしつけを行ったという事実が必要なのである。

そこで寝かしつけ終了後の21時30分開始が定刻となっている。

今回は休みの日だから少人数でこじんまりかなと思っていたが、クラスのパパさん18人中8名が出席というかなりの出席率であった。

 

我が家は妻との取り決めがあり、

・パパ会に行っても可、ただしお土産としてハーゲンダッツ及び別日程で15分以上のマッサージを行うこと

という条項がある。

桃源郷への入場料だと思えばアイス代にも肉体労働にも耐えられる。

宴の為ならば蟹工船にだって乗る覚悟だ。

 

そんなわけで妻からの許可はもらえた(購入した)が、行く直前にナツオがぐずり出すまさかの展開。

 

「なんでこんな時間にお酒飲むのさ。●●くんのパパや○○ちゃんのパパとこんな時間に会わなくてもいいじゃないか。行っちゃやだよ。」

 

とお宮ばりに足にすがりついてくる。

 

正論ではある。

しかし、俺は貫一だ。

ここは心を夜叉にして息子を足蹴にし、パパ友の待つ居酒屋へ。

許せ。ナツオ。

 

会場は地元の大衆居酒屋。

居酒屋というよりかは、健康センターの休憩場といった雰囲気。

お座敷が広々としており、壁にはいたるところに手書きのメニュー。

そしてBGMは演歌。

これぞ大衆居酒屋である。

つまり居心地がいいことこの上ない。

地元のパパ飲みにお洒落さは必要ない。

お酒だけが必要なのである。

みんな徒歩圏内なのでサンダルだったり、寝巻のようなTシャツ。

みんながみんな、まるちゃんのヒロシスタイル。

藤原ヒロシよりもさくらひろしに憧れだす年頃。

自由で気楽が一番。いつもふわふわしていたい。

 

ちょうど夏真っ盛りな今日この頃。

バーベキュー帰りのパパさんや花火大会を終えたばかりのパパさんもおり、それぞれよく家庭が許したなと感心してしまう。

来る前からできあがっている人も多い。

それぞれの家庭にとってもこのパパ飲みは半分オフィシャルな飲み会として認知されているらしく、各家庭でも許されているらしい。

パパもママもお互いに知っている人ばかりだし、基本的には子どもが寝ている時間だし、夕食後の飲み会だからお金はかからないし、もし何かあっても家には走って帰れる距離だし。

 

33歳から48歳の幅広い年代のパパさんが8人も集まって何を話すかと言えば、子どもの話題が半分、保育園の話が半分。

保育園の送りやお迎えをやっている人達ばかりなので保育園ネタは毎回の鉄板。

運動会の話で盛り上がったり、新しい園長先生や担任のことなど保育園関係だけでも話題が尽きない。

プールが始まってからの準備の面倒くささで盛り上がるおっさん達はなかなか貴重だろう。

連絡ノートにどんなこと書いているかとか、それに対する先生の反応とか。

仕事の話はほぼ皆無でひたすら子どもの話。

と、少しだけ、本当に本当に少しだけそれぞれの奥さんの愚痴。

このパパ飲みは世の中で行われている飲み会の中では建設的な部類に入るだろう。

この場ならばどれだけ親バカになっても許される。

それぞれがそれぞれの子ども達をよく知っているので嬉しいくらいに相槌をうってくれる。

ただし、パパ飲みの鉄の掟として「他のパパさんの家庭での貢献度を過度に褒めて家庭で話さないこと」というのがある。

うっかり家庭で話すと、

「○○さんのパパはそんなことまでしてるんだ。凄いねぇ。じゃあ、あんたもできるでしょ。」

となってしまい、結果的に自分の首を絞めてしまうことになるので。

何事もバランスが大切ということである。

 

21時30分から始まった飲み会も気がつけば夜中の2時近く。

それぞれ日曜の朝から、プールだったり英会話だったり、我が家は柔術に連れて行かなくてはならないのでお開きとなった。

お開きの理由も健康的である。

 

36歳の私から見ればほとんどが先輩方。

それぞれのパパさんが魅力的なのでとても励みになっている。

職場では平日は子どもの寝顔ばかりで、毎日死ぬほど働いている上司しか見ていないので、このパパさん達は格好のモデルケースとなっている。

40歳になっても、課長職になっても、毎日保育園に連れていくし、時にはお迎えもやっている。

45歳を超えても子どもと一緒に無茶したり、こうして2時近くまでお酒を飲めるんだと教えてくれる。

身近にモデルケースがあるので、このパパさん達がいる限り、年齢的にはあと5年、10年はがっつり育児して楽しくお酒が飲めるんだという未来を毎回見せてくれる。

 

年齢は違えど上司も部下もなく、先輩も後輩もないフラットな関係。

最低限の礼儀さえあれば十分なすがすがしい場。

子ども達の話題を肴として、ただひたすら楽しいお酒、ここは私にとっての桃源郷である。