妻の昼休みを利用して「育休中の生活をどうするのか会議。2ndシーズン。」を行った。
会議というかは私の処遇について妻の承認及び指示を仰ぐというもの。
会議というよりかは人事面談みたい。
我が家は資本主義経済であり契約社会でまわっている。
夫妻地位協定は不平等条約のようではあるものの、家計への拠出金額が優先される。
意見を通したければ議決権割合を増やすしかない。
不平等かもしれないが公平である。
そんな中で、この育休中に私が「すべき」ことと「したい」ことの確認がされた。
私がすべきこと
・掃除、洗濯
・ナツオ@5歳の保育園の送迎
・レンタ@6ヶ月の離乳食、おむつ替え
先にも述べたが我が家は契約社会である。
言った言わないとならないように内容が細かく文書に落とし込まれていく。
洗濯ひとつとっても、「洗濯機への投入は妻」「取り出してから干すまでは夫」「部屋への取り出しは妻」「畳むのは各自」とか、
離乳食やおむつ替えも、「日中及び妻が不在時は夫」「19時以降は各自手の空いている方」と言った具合。
もちろん、契約書なのでちゃんとグレーゾーンも残してある。
「予測不可能な事態においてはこの限りではない。」といったよく見る魔法の一文。
雨が降ったのに洗濯ものが出しっぱなしなんてバカな事は起こしたくないものである。
ただし、契約書と言ってもノートに記している程度のものであるし、言った言わないの喧嘩防止が目的なので実際には手の空いている方や余裕がある方が家事・育児を行っている。
育休中は妻に働いてもらうので少なくとも日中の家事・育児は私が担当となる。
私がこの育休中にしたいこと
・経営に関する勉強(財務や税務、法務等)
・手話の勉強
・オンライン英会話
・施設にいる母のお見舞い
・柔術
前回の育休中の生活を振り返ると、暇なく小忙しい毎日ではあるものの、こま切れでの時間は意外とあった。
その時間を利用すればこま切れだけに都合よく時間割が組めるはず。
少しでもいいので毎日こつこつ続けられることをやっていきたいと思っている。
また、頻繁に出かけられるチャンスは今だけなので母のところにも積極的に孫を見せにいって刺激を与えてやりたい。
そして最後の柔術。
これはナツオが柔術を習い事として始めた昨年から一年越しのお願い。
育休中のストレス発散として、何か新しい事への挑戦として、どうにか理解してもらう。
これらやりたいこと、やれないことをノートにまとめて妻にプレゼン。
気分はTEDのスーパープレゼンである。
ぐわーっと口頭で伝えても論破されて終わりなので論理的かつ情熱的な説明が求められる。
そしてプレゼンは妻の大好きな焼肉ランチを食べながら。
そう、心理学でいうところのランチョンテクニックである。
食事をしながら話すことで相手に好意的な感情を持ってもらうあれである。
15年近くの社会人経験を総動員してのプレゼン。
美味しいソフトクリームのデザート効果もあって無事に妻の決裁はおりた。
これで晴れて育休生活中の方針が確定となった。
これらの諸手続き、面倒臭いかもしれないが我が家にとってはこの事務手続きがあるから後々の面倒が回避されている。
必要悪とはまさにこのこと。
ようやくすっきりと育休生活に入っていけそうだ。