拓殖大学の学園祭にナツオと一緒におでかけ。
しかも、駅からとても近い。
これは行ってみなければ。
初めて訪れた拓殖大学キャンパス。
本当にいいところにある。
茗荷谷にこんなにも大きなキャンパスがあるなんて。
正直拓殖大学に対してはいいイメージも悪いイメージもなく、名前しか知らなかった。
しかし、訪れてみるといい意味で裏切られた。
大学の学園祭はイケイケの学生が青春を謳歌しながら男女でキャッキャする図であるが、
拓殖大学の学園祭はとても子どもに優しかった。
子どもを対象にした企画が実に多かった。
まずはスーパーボールすくいとかたぬき。
もちろん無料。
しかも両方に参加するだけでポップコーンをいただける。
いきなりおもちゃとお菓子の洗礼をあびる。
そして、なかなかいい企画だと思ったのがスタンプラリー。
教室で行われている展示場でスタンプを押し、
スタンプの数におうじて抽選にさんかできるというもの。
パンフレットを片手に教室をまわっていくのだが、
まずキャンパスの綺麗さに驚く。
最近の大学ってこうなのか。
とりあえず、エスカレーター完備に驚いてしまった。
スタンプ目当てに訪れたのは、
「書道部」「漫画研究会」「ボランティアサークル」「アジア研究会」
「税務研究会」「アフリカ研究会」などなど。
4階から9階までたくさんの教室を回ってスタンプを押してもらうのだが、
印象深かったのはどこの学生もきちんとした対応をしてくれたこと。
勝手なイメージとしては実行委員会から割り振られた各サークルが
しかたなしにスタンプを設置しているものだと思っていたがまったく違った。
どこの学生も実に親切丁寧。
ただ押すのではなく、しっかりと受け取ってしっかりと押してくれた。
そして、基本的には押してサヨナラではなく各展示物の紹介をきちんとしてくれる。
各展示物もしっかりと調べてあったりまとめてあったりで思わず止まってしまうほど。
展示物以外にも子ども向けの教室コーナーではむかし懐かしのプラ板を使用しての
キーホルダーづくりもあった。
こちらも当然無料。
薄いペラペラのプラ板が小さくなっていくことにナツオはびっくり。
ナツオの描いた絵は保育園から毎日渡されているのでかたっぱしから捨てているが、
これはしっかりとまとまったキーホルダーしてくれたのでいい記念になった。
スタンプラリーを終えての抽選は残念ながら外れてしまったので
景品は残念賞のポップコーン。
ナツオは大満足なのでポップコーンでOK。
正直なところ期待値ゼロでの学園祭参加であったが十分に楽しめた。
総じて学生さんの応対が非常に丁寧なところがよかった。
決して無礼でもなく、慇懃無礼でもない。
自然体の中にある軽さ。
しかも、子どもにとても優しい。
なんでみんなこんなにも上手なんだろう。
私の学生時代と比べると雲泥の差である。
保育学科があるならばまだしもそうでもないし。
最初の受付から最後のアンケート回収まで、とても気持ち良く過ごせた。
拓殖大学に対するイメージがだんぜんよくなることうけあい。
これはスケジュールちゃんと調べて来年も参加しよう。