ハンドボール経験者だからと言うわけではないが、こんなにも激しくて美しいスポーツはないというのが持論のイクオ。
あえて言わせてもらうと、ハンドボールはやるスポーツではなく、観るスポーツだと思う。
そんなハンドボールの日本リーグ開幕戦がなんと東京開催。
しかも、開幕戦だからかいきなり3試合。
しかも、勝手に応援している琉球コラソンがやってくる。
こりゃあ、いくっきゃない。
そんなわけで、ナツオを連れ出して2人で錦糸町へ。
スカイツリーにひとり興奮する。
デカいはスゴい。
会場は墨田区体育館。
ハンドボールの現実はまだまだこんなものか。
プレーオフこそ駒沢体育館だが、まだまだメジャーへの道は険しい。
会場入りすると、意外にも乳幼児がチラホラ。
ちょっと安心する。
ナツオは初めてのハンドボールにのめり込んでいる。
というか、普段見ない父の様子に圧倒されている。
ナツオがいるとは言え、実質ひとり。
思う存分感情的になれる。
goodプレーには惜しみない声援を、
badプレーには容赦ないブーイング。
これぞスポーツ観戦の醍醐味。
ナツオを適当にあやしつつ、どっぷりとハンドボールに魅了されていく。
しかし、さすがにナツオの集中力の限界。
2試合でいっぱいいっぱい。
3試合目はあきらめて帰宅することに。
だが、どうやら洗脳は成功のよう。
帰宅早々、妻や義母にハンドボール観戦を熱く語っている。
よしよし。
これでプレーオフ観戦も堂々と行けそうだ。