Call me Iqo.Pls!

月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオが見せた孫の力。

首も座ってきたので、ようやくナツオを母の元に連れて行けるようになった。

車で向かうこと90分弱。

イクオの故郷、厚木へ到着。

そしてそのまま母の入居している老健施設へ。

高次脳機能障害の為にもう何年も施設暮らしの母親。

体調は良好なものの、認知能力が弱く会話はかみ合わない。

しかし、そんな母でも孫は嬉しいらしく、

枕元に飾ってある写真を見てはいつもニコニコしているらしい。

孫の力で奇跡が起きないかなと密かに期待しつつお見舞いへ。

基本的には老人ばかりの施設。

ナツオが施設内に入った瞬間にみんながにっこり。

「赤ちゃんだ!」

「かわいいねぇ~。」

もうアイドル状態。

そんな声をかきわけて母の元へ。

ようやく母に初孫を会わせられた。

ナツオを見たとたんににっこり笑顔の母。

「ナツオちゃん」と言いながら手を差し伸ばしてくる。

力が弱っているので恐る恐るであったが抱っこさせると、

もう満面の笑み。

ニコニコしながら名前を呼びかけている。

ばんざいするだけでも痛がるのに、

どこにこんな力が!と思わせるくらいにしっかりと抱きしめている。

これは理屈ではなくて孫の力なのか?

そして、もう帰ると告げると、

「またね~」とささやいている。

これには一同びっくり。

と言うのも、受け答えはできるものの、

なかなか自分から言葉を発してくれない母。

そんな母が自分から言葉をかけている!

こんなにも力強い声を聴いたのは何年ぶりだろう。

ナツオが引き出してくれた。

これに便乗して、

「ナツオを抱っこする為にもしっかりと運動しないと駄目だよ。」

「まだ赤ちゃんだから大きな声で話しかけないとわからないよ。」

と言うと、

「うん、うん。」と頷いている。

きっとまだまだ引き出せるはず。

ナツオとたくさん会わせないと、

ナツオの力でもっともっと奇跡を見せてもらわないと!