早いものでもう四十九日。
先週末に滞りなく行ってきた。
4年前の義祖母、
2年前の祖父、
今年の父と、
始まりはいつも雨、の中での法要。
金ピカで豪華なお寺での法要であったが、
またまたナツオがやってくれた。
参列者はわずか7名であるが、
立派なお寺なのでお経も木魚もマイクを使う広さ。
そんなわけで、いつにも増して響く、
お経と木魚。
始まって2分でナツオが騒ぎだす。
「うるさい!
うるさいよ、あの人。
うるさ~い!」
と叫び部屋を飛び出していく。
あまりのことにあっけにとられる私。
そして追いかけていく妻。
そのまま返って来ない2人。
ポツンと残された5人。
寂しい光景。
ITサラリーマン出身の住職なだけに、
説教はジョブズの話題にも及び、
なかなかおもしろかったのに。
その後は雨の中での墓開き。
ナツオは興味深く納骨を眺めている。
なかなか見る機会ないからね。
そして、真似して墓の砂をひっくり返してる。
しかも、隣の。
おかげで泥だらけ。
やはり法要に子どもは必須だと実感。
哀しむ場を和らげてくれる。
しめっぽいのが嫌いな父も喜んでいるだろう。