沖縄二日目は旅の目的の一つである美ら海水族館へ。
途中、曲がるべき所を間違えた為に
4回目にして初めての道を通ることに。
しかし、海沿いではなく、山沿いなので、
道はガラガラ。
結果オーライの快適なドライブ。
途中、ダイソーで滞在中用のビーチサンダルを購入し、
旅のテンションがますますあがっていく。
そして、お昼前にようやく美ら海水族館に到着。
サンシャイン水族館に連れて行った時はそこそこ楽しんでいたナツオ。
リアクションが楽しみ。
入館して驚くのは外国人比率の高さ。
平日だからということもあるが、
ほっとんどが外国人。
ニュースで目にしていても、
いざ目にするとその多さに圧倒される。
入り口すぐの触れる海の生物ゾーンで
さっそく洗礼を浴びるナツオ。
ヒトデ、ナマコの中に強引に手を入れさせようとするも、
案の定の大号泣。
に加えて大激怒。
「なにすんのさ!こわいじゃないか!」
と涙ながらに抗議してくる。
本当に臆病なナツオ。
口だけはいっちょ前だな。
しかし、一転して館内に入ると強気。
水槽越しの安心感でどんどん進んでいく。
水槽まで走っては魚を眺め、
なにやら話しかけてはまた走っていく。
ある意味期待通りの反応。
これぞ水族館リアクションのあるべき姿。
ただ、そのスピードが尋常でない。
ほぼ走り通し。
義母を振り払い、妻を振り払い。
遂には、私まで振り払っていく。
館内のどこかにいるとは言え、
広大な水族館。
迷子の心配をして探し歩く羽目に。
おかげでこちらは全く楽しめない。
走り回ってようやくナツオを発見。
場所は美ら海のメインスタンドである
ジンベイザメの泳ぐ巨大な水槽。
そこでたたずんでいるナツオ。
どことなく恐怖で怯えている。
こちらに気がつくと駆け寄ってくる。
勝手に走り回ることを叱ろうとするよりも早く泣き出す。
「おっきな魚がいた。おっきくて怖いよ」
自慢の多種多様な魚に予想以上にひびっている。
これは説教するチャンス。
サメゾーンへ強引に抱え上げていく。
巨大なサメの骨や模型にひびりまくるナツオ。
完全にパニック。
虐待か?誘拐か?
と疑われるくらいに大泣き。
そうこうしていくうちに妻達が追いついてきて、
今度はこちらが説教を食らう羽目に。
怒られている私を見て復活してきたナツオ。
ようやく元気が出てきた。
しかし、館内の薄暗さは恐怖の対象に代わりなし。
結局、ナツオを追いかけ回し、
ナツオの泣きっ面を拝んだだけの美ら海水族館であった。