年長組さんの歌の発表の後に
ついにナツオ達の登場。
はたしてどんな表情で登場するのか楽しみにしていたのだが…。
期待通り、登場した瞬間に固まる1歳児達。
氷鬼で捕まったかのように誰もかれもがフリーズ。
「なんで大人がいるんだ?」
「なんで父さん、母さんがいるんだ?」
といったところだろうか。
中にはお母さんを指さし、
「ママ!ママ!」
と先生の制止を振り切って駆け寄っていく子どもも。
とても微笑ましい。
そんな緊張感の中で始まったナツオ達の発表会。
まずは、元気にお返事。
先生がそれぞれの生徒の名前を呼び、
呼ばれた生徒が元気にお返事。
のはずが、12人中10人くらいはグダグダ。
呼ばれてもキョトン。
もしくは、固まっている。
当然ながらナツオもその他大勢。
いつもは、「はぁい。」とかわいくお返事するのに、
はずかしげにもじもじしている。
その後は、先生の歌に合わせて踊ったり、
「だるまさんが」の絵本に合わせて遊んだり。
フリーダムの中にもしっかりとした秩序が。
保育園のおかげでまだ1歳なのにしっかりと形になっている。
そんな様子に周りのパパママさんも感動している。
思えば慣らし保育からの付き合いのお友達たち。
ナツオの成長は無論だが、お友達の成長にも感動。
むしろ、普段接していないだけに、お友達の成長を通じて
ナツオの成長を実感してくる。
発表会の最後はパパママさん交じって一緒に遊ぶ。
大きなすべり台やマットで遊ぶ園児達と触れあう。
この時ばかりは写真撮影もビデオ撮影も禁止。
先生に「記録よりも記憶ですよ。その手で子どもに触れてください。」
なんて言われてしまう。
ようやく緊張も解けてきた園児達。
互いに交流しながら遊んでいる様子を見て嬉しくなる。
これぞ見たかった光景。
それぞれのペースで一緒に遊んでいる。
ナツオ達の発表会は遊ぶところを含めても45分くらいだったが、
あっという間であった。
ここで園児達はお昼ごはんの為に退場。
泣きわめくかと思いきや
しつけがしっかりしているのか、食欲には勝てないのか。
午前の部修了で親も解散。
午後の部は保護者会ということで2時間の休憩。
みんなでランチでもするのかなと漠然と思っていたが、
そこは大人の世界。
どことなく誰かのまとめ待ちな雰囲気もあったが、
結局バラバラと解散。
発表会で垣間見えたナツオの成長を思い出しながらのランチは格別であった。
そして午後に臨んでいく。