Call me Iqo.Pls!

月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

NEO 月でくらす展at日本科学未来館へのお出かけ。

はじめに。

繁忙期の土日出勤を消化すべく取得した平日休み。ぽっかり空いた休日を有意義に過ごさせたい。暑さに負けると家でひたすらYouTube三昧となってしまう。強い気持ちで一歩外に踏み出さないと家にこもったままになってしまう。

ナツオ@小5は宇宙兄弟に急速にはまっており、宇宙きっかけでどこかに出かけてみよう。と思い立ち宇宙をテーマにしたお出かけ先を探し出す中でヒットしたのがNEO 月でくらす展@日本科学未来館。お台場方面ならばお出かけ先としてほど良い。近すぎず、遠すぎず。

そんなわけで日本科学未来館へお出かけしてきた。

NEO 月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~ 月での生活を体験できる、新感覚の宇宙展覧会 | 日本科学未来館 (Miraikan)

ゆりかもめでワクワク。

日本科学未来館へのアクセスは、ゆりかもめ、りんかい線、都バスの3通り。我が家からだと都バス経由の方が若干早くて安かったものの、せっかくのお出かけなのでお出かけ感を醸し出したい。非日常を味わうためにはやっぱりモノレール。新橋からゆりかもめで向かうことに。

年に1度は仕事で東京ビッグサイトに行くのでゆりかもめに乗ることは珍しくないのだけど、汐留を出たあたりからの景色は毎度毎度ワクワクしてしまう。小学生時代に見た未来の世界に向かっているよう。フジテレビを筆頭にした無機質で未来感たっぷりの建物にガンダム!おとなしく読書をしている息子達そっちのけでひとりワクワクしていた。

工夫を凝らした企画展。

テレコムセンター駅から10分弱で日本科学未来館に到着。さっそくお目当ての月でくらす展のチケットを購入。が、想像以上に大人気のようでそのまま入場することはできず。常設展はOKだが、企画展は時間指定での入場となっており、次の時間まではおあずけ。そして11時に到着時点で月での無重力体験は子ども体重は既に売り切れ。こんなにも大人気だとはまったく知らなかった。夏休みの穴場かと思っていたけれどそんなことはなかった。

11時に到着したが私達が入場できるのは12時以降。ちょうど1時間ある。持参したお弁当を食べながら時間を待つことに。お昼のピーク前だったので食堂もそこまでは混雑しておらずゆっくりと食べることができた。お弁当食べてミュージアムショップをのぞいていたらあっという間に12時。いよいよ月へ出発する時間。

期待値は低かったものの、混雑している館内を見ているとテンションがあがっていく。
企画展スペースはそこまで広くなかったが展示物をうまく分散させていたのでギューギューな印象はなし。テーマは「宇宙」「月」ではなく、あくまでも「月でくらす」ということ。月で暮らすにはどうすればよい?月で暮らすこととはどういうこと?という切り口がとっても面白い。
月で暮らすには何が必要か。どのようにして酸素を供給していくのか。といった科学的な話からどんな野菜が栽培できるのか、よってどんなメニューが現実的なのか、コンビニではどのようなものが必要となるのか。娯楽はどうなる?といった生活面の考察も多く大人でも楽しみながら勉強していくことができる。

様々な体験アトラクションもあるのだが、どれもこれも30分から60分は並ばざるをえない状況。体験アトラクションといってもちょっとしたものばかりでそれだけ切り取るとそこまでなのだが、それぞれが実際に月では~という切り口なので惹かれていってしまう。スペースの割にはスタッフの数が多く、またどのスタッフもとても優しく応対してくれるので安心して楽しむことができた。

子ども達は月面探査ロボットSORA-Qの操作アトラクションに参加していたが、楽しく操作しているこのロボットが実際に月で活躍すると考えると感慨深いし、このロボットが実際に購入できちゃう時代もすごいなと感心してしまう。


f:id:iqo720:20230826141040j:image

 

企画展内は広くないのでそこまで歩き回らないものの、各種アトラクションが大混雑しているので30分以上は並ばざるを得ない。スペース内にベンチや椅子はほんのちょっとしかないので、ひたすら立ちっぱなしとなることにはご注意。

常設展は広くてゆったり。

月でくらす展を楽しんだあとは常設展示エリアへ。初めての日本科学未来館だったが予想外の広さに驚いてしまった。そしてそのほとんどが体験スタイルなのでとっても楽しい。実際に見たり触ったり操作したりといった展示物が多い。
SDGsやコミュニケーションをテーマにした展示が多くあり、息子達が楽しそうに遊んでいる横で私は解説文に真剣に読み入ってしまっていた。感覚的に楽しめる内容ばかりだが、その解説を読むと深く考えさせられる。とても楽しい。

常設展エリアは複数のフロアに分かれており、スペースも広くゆったりしているので、好きなところ、空いているところから楽しむことができる。内容ごとに大きなブロックにわかれている程度で決まった順路はほぼなし。興味の赴くままふらふら遊びまわれる。長男も二男もほったらかして私も思う存分楽しんでいた。

おわりに。

日本科学未来館は初めて行ったが想像以上に楽しかった。未来的なデザインの建物は美しいし、館内は広くてきれいだし、いたるところに休憩できるスペースがあるので子連れでも安心して遊べる。炎天下が続く毎日だが館内なので涼しいのも嬉しい。

夏休み中とは言え平日だったのでガラガラかと思っていたが全くそんなことはなかった。土日はとんでもなく混雑しそう。運動会振替等の平日休みならばきっと穴場スポットとしてお台場観光こみで一日楽しめるだろう。

大人の知的好奇心もしっかりと満たしてくれる楽しいお出かけスポットでした。


f:id:iqo720:20230826141102j:image