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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

ナツオ@5歳は無事に高尾山へ登れるのか。

来週にナツオ@5歳とパパ友で高尾山へ行く予定。子ども達は最後まで登りきってくれるのか。

私の「子どもができたらやりたいことリスト」の上位に入っている親子登山。ナツオも5歳だしどこかしら挑戦させたいと考えていた。私自身は登山経験はほぼなし。せいぜい丹沢の大山や西穂高の独標に行ったことがあるくらいの素人。歩くことは嫌いではないので子どもができるまでは御岳山や高尾山といったハイキング登山に誘われれば参加してきた。

ハイキング登山に求めるものは頂上からの眺望、山々の景色、新鮮な空気、植物といったものが多い中、私が求めるのは徒労感。達成感ではなく徒労感。「あ~よく歩いたな。」といった充実感である。だから頂上まで行ってもあまり感動はしない嫌なやつなのである。

それでも頂上で入れてもらうコーヒー、下りてきてから入るお風呂、そして豪快に飲み干す生ビールは何物にも代え難い。

 

ナツオはまだ5歳。ビールは無論、コーヒーも飲めやしない。そんなナツオにとっての登山はただの苦行かもしれないが、親子そろってひたすら歩き疲れるのも悪いものではないだろう。自然の中でただひたすら疲れるために歩く。もちろんナツオが頂上からの眺望に加えて達成感や充実感を味わってくれればそれが一番。

 

そんなわけで漠然と登山をしたい旨をパパ会の飲みの場で話してみた。するとさすがは大人社会。バックボーンの違う人が10人も集まれば誰かしらが何かしらを得意としている。独身時代の趣味が登山で、長野在住時代に単独登山をよくしていたというパパ友がいた。これは心強い。一緒ならば安心できる。彼も私同様に子どもと登山をやらせたいと漠然と考えていたらしい。別のパパさんからは「先月に家族で高尾山行ってきたよ。」という報告が。高尾山か。最初に行くにはちょうどよさそう。登山に詳しくて安心できるパパ友もいる。今しかないでしょ。その場で高尾山行きが決定。それぞれママさんはお留守番。父子3組で高尾山に行く予定。

 

さすがはがっつり登山をしていたパパさん。来週に向けて高尾山ルートを調べつくしてくれた。オフィシャルな情報から各種ブログを調べて5歳児が歩きやすいルート、比較的すいている時間帯、休憩場所まで詳細に。正直、高尾山なのでどうとでもなるかと思っていたがそれはやはり大人だけの場合。浅はかな自分の考えを正してくれた。

 

パパ友による今回のテーマはゆったりと安全ハイキング。子ども達はみんな初めてなので、とにかく子どもが楽しい、また来たいと思えるようにしたいとのこと。時間に余裕を持ち、荷物は極力少なくしてつらさよりも楽しさを感じてもらいたい。お昼はあえて持参せずに下山してからどこかのお店でゆっくりと。頂上ではお菓子を食べる程度にして荷物は極力減らす。ただし荷物を減らしつつも、子どもにも責任感を持たせないので子どもの水筒とお菓子は子どものリュックに。色々と考えてくれている。頂上で大人はコーヒータイム。子どもはおやつタイム。下山してからゆっくりとお風呂につかってゆっくりと食事。私にとっては、コーヒー+お風呂+生ビールという最強のゴールデンルート。願ったりかなったりである。「あとは電車に乗るだけ」という状況ならば落ち着いてビールが飲める。家族でのお出かけだと子どもが疲れた瞬間に甘えてきそうだが、お友達と一緒だと互いに張り合って最後までしっかりと歩いてくれるかな。

 

ここまでしっかりと計画してくれたパパ友への御礼として頂上でのコーヒーは私が用意することに。

だけどぼくにはコーヒーを入れる道具がない。きみに飲ませる腕もない。

大義ができた。「ない」なら用意すればいい。ナツオとの楽しい思い出の為だ。多少の出費もいたしかたないだろう。そんなわけで早速購入。

まずはお湯を沸かす為のクッカー。どうせ買うならばおもしろい方が楽しそう。それに限定とかWネームには弱い。

 

続いてガス関係も。

 

ソト(SOTO) AMICUS(アミカス) SOD-320

ソト(SOTO) AMICUS(アミカス) SOD-320

 

 

パパ友に借りればいいのでは?と言う正論は聞かないでおこう。道具から入るという動機も大切なはず。日本経済の為にも。

妻には「一式あれば防災時にも役立つから」と言って強引に説き伏せ、私の小遣いの範疇で好きにやれば?と理解してもらう。

 

これで準備は整った。あとは天気しだい。ナツオは無事に歩ききってくれるのか?私は初めてのガスに無事に火をつけられるのか?

遠足を待つ小学生のごとくワクワクとドキドキが止まらない。