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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

奥多摩でます釣り。氷川国際ます釣場に行ってきました。

はじめに。

徐々に徐々に日常が戻ってきつつある昨今。日常が戻ってきたということは、非日常も戻ってきているということ。昨年のGoto開始以来1年ぶりにお出かけらしいお出かけをしてきた。
今回はナツオ@小3のお友だちに誘われてのます釣り。どこもママと子どもだけだったが、釣りに興味はなくともお出かけはしたい。私も同伴させてもらう。久々のお出かけにウキウキしながら奥多摩まで行ってきた。

氷川国際ます釣場に行ってきた。

お出かけ先は氷川国際ます釣場。
「大自然かつ電車で行きやすい場所」という難題をクリアしてくれるナイスな釣場。新宿からホリデー快速おくたまで約90分。奥多摩駅からは歩いて約10分。
www.okutamas.co.jp

乗車時間90分は長いもののお友だちと一緒ならばなんとかなる。ナツオはお友だちとおしゃべりしたり読書したりして楽しく過ごしていた。私も久々にゆっくりと読書を楽しみ、時折窓の外を眺める。立川あたりからは自然があふれ出してくるので見ていて楽しい。御岳山や奥多摩、青梅への登山客、ハイキング客で車内は混雑するかと覚悟していたもののそんなことはなし。のんびりした道中であった。

奥多摩駅に到着すると一気に非日常感がやってくる。緑が濃い。山が近い。ぱっと見では下車した人のほとんどが登山仕様。到着すると山行きのバスへ続々と人が流れていく。登山したくなってくるじゃないか。

釣場までは駅から歩くこと10分ちょっとだが、周囲は大自然なので歩くだけでも楽しい。プチハイキング。自然と駆け出す子ども達。何やっても何もしなくてもただただ楽しい。
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初めてのます釣り。

受付で利用料金、えさ代を支払って釣り場へ。初めてのます釣りに戸惑うばかりの私。エサのブドウ虫に触ることすらできない。情けない男で御免よ。だって生きているんだもん。動くんだもん。
そんな私を後目にママ友がテキパキとブドウ虫をつけてくれる。ありがとうございます。

とても広い釣り場なのでソーシャルディスタンスでのんびりと楽しめる。それに釣り糸がからんでしまうリスクを考慮するとソーシャルディスタンスをとらざるをえない。
簡単には釣れないものの、適度に放流してくれるのでゆったり構えていればしっかり釣れる。水がとてもきれいなので慎重に魚に近づけ、のんびり待っていればOK。
お友だちが続々と釣れはじめ、自分だけ釣れずにやや不機嫌になっていたナツオにもようやくその時がきた。

ヒット!

ますが食いついた。そこから見事にますを釣り上げ笑顔のナツオ。よくやったナツオ!
しかし私は釣りに関しては無能の人。何もできやしない。ますから針を外すことは無論、ますを抑えつけることも。私にあるのは体力だけ。急いでママ友のもとへ走っていく。体力だけなら負けない。
「すみません。ナツオが釣り上げました。お手伝いいただけないでしょうか。」
すぐに駆けつけてテキパキとますから釣針を外してくれるママさん。実に手際が良い。どうもありがとうございます。

釣り上げたますはどうするのか。
こちらでは1匹200円で塩焼きにしてくれる。
※焼きあがるまで約50分かかるのでお願いするタイミングがとても重要。

焼きあがるタイミングに合わせてみんなでお昼タイム。レジャーシートを重ねて遠足気分。もうこの塩焼きがびっくりするくらい美味しかった。ナツオは骨がある魚は苦手なのでダメかと思っていたが、お友だちと美味しそうにパクパク食べている。骨も食べられちゃうくらいにしっかりと焼いてくれているし、ますはとてもふっくらとしていて肉厚だし、塩加減が絶妙だしで本当に美味しい。自分たちで釣ったとか、大自然の中だとかと心理的な要因が大きいかもしれないが、こんなにも美味しいますは初めて食べる。全員あっという間にたいらげてしまった。記事を書きながらも思い出してはお腹が空いてくる。午後もおやつの時間に合わせてますを焼いてもらい、おなかいっぱい。


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おわりに。

10時過ぎから15時過ぎまでただただのんびり過ごした一日。釣りを楽しんでいるレンタを応援したり、レンタと一緒に渓流探検をしたりして過ごす。久々の何もない時間。スマホをいじることも読書することもなく大自然に囲まれてゆったりと過ごす。非日常が帰ってきたなと強く実感。ナツオが遊んでいる間に少しだけ釣りをしたが鳥の声とせせらぎの音に囲まれてとてもリラックスできた。
「このブドウ虫はえさになる為に生まれ、えさとして食べられて終わるのか。なんてはかないんだろう。」
なんて釣りをしながら哲学的なことを考えてしまう。釣りを楽しむ友人からはその時間も楽しむと聞いていたが、こういうことか。何もしない時間を過ごすというのも貴重だ。
奥多摩駅は始発ということもあり余裕で座って帰られた。子ども達は爆睡してくれたのでおとなしかったし、私も読書しながらうたた寝しながらのんびりと過ごす。
安心安全への配慮は大切だがようやくお出かけもしやすくなってきた。もう何か月も週末は家でマイクラか近所の公園に行くくらいしかできなかったけれど、これから少しずつ出かけられるようになるはず。あっという間に中学受験対応でお出かけできなくなりそうだし、行けるうちにしっかりとお出かけを楽しんでいきたい。