運動会後は親しいパパ友に誘われて、
程よい距離の公園へ遊びに行くことに。
その前に一度帰宅して昼食休憩。
妻はさっさと仕事に行ってしまったので
ありがたいお誘い。
誘われた公園は初めて行くところだが、
歩くにはちょっと距離があり
かといって最寄り駅は見当たらない微妙な場所にある。
ベビーカーに乗せてダッシュやむなしかと思っていたら、
パパ友がナツオを自転車に乗せてくれることに。
パパ友が前後に子どもを乗せ、
私は通常の自転車を借りていく。
憧れていた自転車に乗れることになり、
期待と不安でいっぱいのナツオ。
保育園の送迎で自転車通園の子が多く、
いつも、乗りたい乗りたい言っていた。
その自転車についに乗ることができる。
ヘルメットをかぶせられると急におびえ出すナツオ。
「怖いよ。おとうしゃん来てよ~。」
しかし、いざ自転車が動き出すと目がキラキラし出す。
後ろについている私の方振り返っては、
「お父さん!早いよ!ちゃんとついてきてね。」
と、得意気に叫んでいる。
途中、スーパーでお茶とお菓子を購入する為に立ち寄っても、
自転車から降りようとしない。
なんとか降ろしてもヘルメットを外そうとしない。
自転車で感じるスピード感がよっぽど気に入ったみたい。
帰宅後も公園で遊んだことよりも
自転車の疾走感ばかり何度も報告している。
疾風(かぜ)のとりこになりつつあるナツオ。
スピードの向こう側を目指して、
特攻(ぶっこみ)のナツと呼ばれる日も近いだろう。