妻は2日まで仕事。
父は他界し、
母は施設暮らし。
そして、祖母には会えないイクオとナツオ。
そんな正月浪人に救いの手を差し出してれたのが、
義妹のご両親。
妻の泊まり勤務が決まった時点で、
元旦をどう過ごすか考えていたが、
早々とご招待の連絡をいただいた。
弟夫婦の家から車で10分の距離のお家。
ナツオと2人で何度かお邪魔したこともあるし、
父の葬儀の時は何かと力になっていただいた。
そんなわけで知らない仲ではない。
元旦からお邪魔することに抵抗はあったが、
「ナツオくんに会いたいし、賑やかな方がいいから。
それに、イクオくんくらいしかしゃべる人がいない。」
とのお言葉をいただき、
墓参りを終えてから弟夫婦と一緒にお邪魔することに。
待っていたのはもう期待以上のご馳走とお酒。
豪華なすき焼きがデデーンと待っていた。
少食な弟夫婦を尻目にバクバク食べるナツオ&イクオ。
お父さん、お母さんと談笑しながら
ついついお酒も飲みすぎてしまう。
本当に、食べるのと話すのが私の仕事だったらしく、
弟夫婦も義妹の兄も適当に食べ終えると
あとはテレビ観戦。
実家特有の食べきれないほどのご馳走と
酔いに酔ったお父さんの相手をひたすらする。
親族と言えば親族だが、
他人と言えば他人。
これはこれで、新しい家族の団らん。
やはり賑やかなお正月が一番。