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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と結婚。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

母校で偉そうにワークライフバランスについて話してきました。

はじめに。

母校の就職センターから依頼を受けて業界説明会に行ってきた。企業説明会ではなく、あくまでも業界説明会。就職戦線は相変わらず異状なしのようで、個別企業の説明はNGで業界に関わる説明にとどめてくれと念を押される。飲食、小売業に関わる大学OBOGの集まりがあり、今回はその会を代表しての参加。私はパネリストとしての参加依頼を受ける。なぜに私か?それはテーマがワークライフバランスだから。育休を2回取得したという経験を基に発言や意見交換をしてくれとのこと。前述の通り企業説明会ではなく、OB会による業界説明会。つまり業務ではなくボランティア。会社の人事を通せないので時間も交通費も自分持ち。貴重な有休を利用して行ってきましたよ。ただしせっかくの平日休みなのでもちろん午前中は自分の為に使う。しっかりたっぷりと柔術で汗をかき、昼食は息子たちと一緒にしゃぶ葉でランチ。まさに趣味、育児を満喫してワークライフバランスを体現している一日。

 

久々の母校。

昼食後に一休みして向かうは母校。業界説明会は5限(16:30)だが事前打ち合わせがあるので集合時間は16時。大学の立地は都内とは言え郊外、家から2時間はかかってしまう。都心とは気温が5度は違うはず。出発時の雨は大学に到着するころに雪へと変わっているだろうとよく揶揄されるていた。いつだってホワイトクリスマスな立地。
大学に到着すると懐かしさとともに感動に襲われた。だって紅葉がキャンパス内で見られるなんて。

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神奈川の実家から通っていた頃は道すがら緑も多いし違和感がなかったが、都心から通うと感動を覚える。駅からの道中に「山火事注意」なんて看板があるほどの自然あふれるキャンパス。勉強には最適の立地。素敵でしょ。勉強しかやることがない。

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いつの間にかキャンパス内にできていたスターバックスで事前打ち合わせ。スターバックスなんてお洒落スポット (死語)が学内に存在していることに驚いてなかなか打ち合わせ内容が頭に入ってこない。飲食業に携わる身としては「なんでこんなところにスタバが?池袋や渋谷にある大学ならわかるんだけど…」とマーケット戦略が気になってしかたがない。

 

テーマはワークライフバランス。

今回のテーマはワークライフバランス。同業者4名によるパネルディスカッションが業界説明会のメイン。
・Aさん(男性)。バリキャリ代表。キャリアアップの転職を重ね、現在は最近日本に進出した某カフェの統括マージャー。
・Bさん(女性)。ママさん代表。待機児童問題の為に復職ができず、その間に出産を重ねて通算5年間の産休、育休を経験
・Cさん(女性)。若手代表。新卒三年目。仕事に趣味にと一生懸命な日々。
・私(男性)。育休野郎代表。
みんな違っていておもしろい。この4名を中心に大学側の進行役と質疑応答をしていく。簡単な自己紹介の後に続くのは共通の質問。働く中で苦労していることや仕事の価値観について。

 

私の回答は以下の通り。
①苦労していること
毎朝の送りに加えて保育園のお迎えが週に2日程度及び発熱時のお迎え担当なので、子どもの体調が悪そうな時は毎日が綱渡り状態。熱が37.5℃を超えると保育園から容赦なくお迎え要請の連絡がくるので、仕事を投げ出して帰らざるをえない。ただし、おかげで仕事に対する取り組み方が大きく変わった。今はいつでも誰でも引き継ぎができるように細めにメモを作成し、常に進捗管理を行って余裕を持って先倒しで仕事に取り組むようになった。


②仕事の価値観
入社してからは一貫して数字を扱う業務に関わっており、それが自分の強みだと思っている。昨年に8か月取得した育休期間中は息子の昼寝のタイミング等を利用して週5回のペースでオンライン英会話に励みつつ、IRの勉強にもいそしんだ。会社の期待にいつでもこたえられるように常に意識している。仕事、家庭、趣味の時間をバランスよく配分しており、ストレスを抱えないようにしている。それぞれの時間の時はその時間に集中して楽しんでいる。バランスよく回すことで相乗効果が発揮されていると感じている。ダラダラしている時間はない。仕事の波がはっきりしているので、繁忙期は家族の協力を得てがっつりと仕事をし、閑散期は有休や短時間勤務を利用して子どもと出かけたり、出勤前に柔術を楽しんだりと充実した毎日を過ごせている。

 

社会人ならではの立派な回答。質問に答えているようで明確には答えていない。それでいてポジティブに結んでいるのでなんとなくスゴイと思わせてしまう。必殺、論旨すり替えの術である。
これらの回答を踏まえて司会者及びパネリストの質問に答えていく。いただくのは想像通りの質問ばかりで「育児と仕事の両立について」「会社の支援制度について」「今後のキャリアについて」といった内容。それらの質問に言葉を選びながらざっくばらんと答えていく。緊張したものの学生達の真摯な表情を前にするといい加減な回答はできなかった。

 

学生達の反応。

50名弱が参加していた学生達の反応はいたってクール。学風と言えばそれまでだが、どちらかというとおとなしめ。尖ったナイフのような輩や論客はおらず終始和やかな雰囲気で終わった。進行役が学生に対して「自分の時間を多少は犠牲にしてでも出世を目指すor自分の時間や家族の時間を優先させて仕事はほどほど」のどちらの考え方に近いかを問うと、2対8の割合で仕事はほどほどグループの圧勝。ゆとり世代からさとり世代へ。価値観は多様になってきている。全体を通しての質疑応答も質問はそこまで集まらず。そこはちょっともの足りなかった。
久々にスピーカー側に立って感じたのはこちら側からは参加者がよく見える、伝わってくるということ。関心のある研修やイベントに参加した時は積極的に前に座ろう、質問をしようと心に誓ったのでした。学生時代は永遠にモラトリアム期間が続くと思っていたけれど、時間は有限だということを今は実感している。

 

おわりに。

有休使ってまで、交通費使ってまでなんて最初は思っていたが、やはり何事も経験は力になる。今回のお話をいただいて自分の考えを整理できたし、同業他社の方と交流をすることでいい刺激になった。皆さんワークライフバランスをテーマに各社を代表してやってきている人たちばかり。共感できることも多く打ち合わせの時から会話がかみ合うかみ合う。
有意義な議論ができたので、もしかしたら私もさとりが開けるかもしれないと思ったのだった。