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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

区のスポーツフェスティバルに参加してキタキュウマンに惚れる。

今更だが体育の日にまつわる話。

快晴となった体育の日。昨年も参加した区のスポーツフェスティバルに参加してきた。地元では体育の日イコール地区対抗の運動会。その為に1ヶ月前から長縄等の競技練習をする気合いのいれよう。当然当日は住民総出で熱く盛り上がる。あの盛り上がり、一体感、懐かしい。しかし、ここは人もお金も移り変わりが激しい東京。求められるのは和よりも個の力。こちらは運動会ではなく体力測定と各種スポーツへのふれあいが目的のイベント。郵便局や消防庁、警視庁もブースを出展しており、赤バイに乗せてもらったり消火器体験ができたりとお祭り気分。肝心のスポーツ関係は地域の野球チームの協力によるスピードガン体験やラグビーチームによるラグビー体験、スポーツ専門学校の協力による子ども向けレクレーションやパラスポーツ体験ができる。ボッチャを初めて体験したがシンプルなルールで奥が深くナツオ@5歳もすっかり夢中になっていた。

 

そんなお祭り気分なイベントではあるが私は家を出た時、いや朝起きたときから気合いが入っていた。なぜなら昨年の屈辱を晴らさなくてはならないから。そして昨年の私を超えたいから。昨年に初めて参加した私とナツオ。走るの大好きなナツオとともに体力測定に挑戦。なにげなく挑んだ50メートル走。初めて足がもつれるという経験をした。そう、おもしろビデオでよくみかける運動会のあの光景である。転んで一回転した為に記録は8秒60だった。なんとかその記録を破りたい。いくつになってもまだまだできるんだってことを自らに証明したい。今回は気合いMAX。少しでも早く走る為にできることはすべてやる。ランニング用の超軽量シューズにランニングパンツ。軽量化かつ空気抵抗を減らす為にメガネを外してコンタクトレンズにする。すべては0.1秒を縮める為。もちろん妻はあきれている。

 

並び順の関係で私はナツオのお友だちと一緒に走ることに。息子ではないので安心してぶっちげれる。私に抜かれて悔しくて泣くがよい。その泣き声をエンジンにして私は更に速くなるのだ。「なっちゃんのパパ速そうだね。僕なんてすぐに抜かれちゃうね。」スタート前に話しかけてくるテツオくん。悪いが5歳児の心理戦は私には通用しない。

よーい、ドン!

で駆けていく大人と子ども。他人の子どもなど躊躇無く一瞬で抜き去る。何も知らない観衆が「おとうさん張り切っちゃってるね。あれじゃ息子がかわいそうだ。」と囁いている。外野には言わせておけばいい。俺は、俺はスピードの向こう側へ行くんだ!

 

「おとうさんがんばったね~。」と記録係のおばちゃん。タイムは7秒62。1秒縮んだ。ひとりガッツポーズ。私は私に勝った!まだ成長している!もうご機嫌。振り返りテツオくんを笑顔で迎える。「ごめんね。本気で走っちゃった。だってテツオくん速いんだもん。」この一言でテツオくんも笑顔。笑顔の2人の間を秋の爽やかな風が流れていく。

早くも来年の目標がひとつできた。来年は6秒台を目指す。まだまだ足は速くなるってことをナツオに教えてやるんだ。

 

と、中年による青春小説風になったがこのイベントで我が家に衝撃を与えた出来事がひとつ。ヒーローショーとして北九州市のご当地ヒーロー、キタキュウマンがやってきた!私を含めて恐らくほとんどの人が初見のヒーロー。名前を聞いた時はてっきり北区のヒーローかと思ったくらい。なぜに北九州市からご当地ヒーローがやってきた?しかもなんだよキタキュウマンって。しかし、無駄にイケメンなヒーロースーツ。そしてイケメンなセリフと大人ウケしかしないセリフの数々。だって自己紹介の時にツイッターのフォロー数をアピールするヒーローってなんなんだ。とにかくただものではない雰囲気。情報過多の時代。すぐにネットで検索。これが期待以上のヒーロー。wikiによると戦闘は好まず必殺技は悩み相談、ネットでの特技は飯テロらしい。そして中身は本当にイケメン。もう全てがツボ。早速その場でツイッターをフォローしちゃうくらい。ナツオはナツオでその無駄にかっこいい姿に一目惚れ。帰宅してからもキタキュウマンに夢中な我が家。妻でさえも。

まだまだ未定だがこのままではキタキュウマンきっかけで来年の家族旅行は北九州市となりそうな勢い。凄いなご当地ヒーロー、凄いなキタキュウマン。北九州市の魅力は伝わらなくても北九州市への興味はわいている。東京出張も無駄ではなかったよ。

キタキュウマン