育休生活2ndシーズン開始までいよいよあと4日である。
金曜日にはもう満員電車ともおさらば。
9月1日から最大4月30日までの長期休職。
昨今の人手不足の影響もあり、私が抜けている間も職場はとりあえずは補充なしとのこと。
お客様に近い部署の人手不足が深刻なようで、スーツ組にまで人を割ける余裕はないらしい。
そういった状況なだけに快く送り出していただく上司及び職場の皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱい。
私も所詮はただの人である。
北風ではなく太陽のように送り出されると普段は感じない愛社精神が心の中に湧き上がってくる。
ただし、毎日ではないものの職場までレンタ@6ヵ月を連れて通勤している妻のことを思うとレンタの為にも今は赤子優先にしていきたい。
私の代替補充がなしなので、私の業務は他の人にカバーしていただくことになる。
1名欠員でまわす検証も兼ねて、閑散期である8月は私の仕事はほぼなくなり、マニュアル作りや周りのフォローが中心となっていた。
ちまちまとマニュアルを作り上げていたこともあり、先週前半にはほぼほぼ業務終了。
退職するわけではないので有給消化することは心情的にできず、実は先週から暇暇星人な私。
後輩達のフォローをしつつも、検証の為にフォローしか許されていないのでもどかしい思いはある。
仕事の中には5年近く独りで専門的に行っていた業務もあり、引き継がれる方は悪戦苦闘中。
業務の必要性や法律的な側面等のそもそも論から入らざるを得ないのでしかたないのだが。
マニュアルや慣れない仕事に悪戦苦闘中の後輩達をしり目に、仕事を探してウロウロする私。
「仕事は与えられるものではない。探し出し、奪うものだ」と入社当時に先輩に言われた言葉を思い出す。
気分は宮城リョータ。
書類整理やいつかやらなくてはと思われていた業務整理など何かと見つけ次第、スティール、スティール。
奪ったら速攻である。
雑務でも何でも仕事を奪っていく。
「いずれ東京No.1 CEOと呼ばせてみせる。今はただの平社員ですけどね。」なんて、気持ちだけはリョータばりに立派。
しかし、金曜日からしばらく仕事がないというのも不思議な感じである。
ただし、9/1は健康診断の為に出社。
8/31に挨拶しつつ、翌日もしれっと会社に行くのはちと恥ずかしい。
前回はナツオ@5歳が生後2ヵ月のタイミングでの育休生活だったので母乳を湯煎したり、妻の職場まで授乳させに連れて行ったりと慌ただしかったが、今回はレンタ@6ヵ月が相手。
2回目の余裕と離乳食からという強みがある。
今週は最後の引き継ぎや挨拶まわりに加えて、私の誕生日もあるので木曜まであっという間だろう。
ラストスパートとして最後の最後まで仕事をやりきり、すっきりと気持ち良く9/1を迎えたい。
そう言えば5年前のナツオの時も育休開始は9/1から。
その時は最終日8/31の終業時刻、17時30分から担当役員にわざわざ役員室に呼ばれて、男子の育休取得は出世に響くぜよとまさかの説教を受けたもの。
まさかのこのタイミングで。
今更感しかなかった。
今年も8/31がやってくる。
育休は 愚かと君が 言ったから
8月末は 育休記念日
なんて、時代は繰り返すのか?
否、そんなはずはないと信じたい。
時代も社会も会社も前に進んでいるはず。