友人に誘われて「こどものとも」の絵本イベントに参加。
恥ずかしながら、「こどものとも」と聞いても、
発行元の福音館書店についても、
ピンと来ることはなし。
ただ、休日のお出かけにちょうど良いかなと気軽な気持ちで参加。
そして、案の定、会場ではナツオよりもひとり大興奮。
学校の旧校舎を利用しての手作り感あふれるイベントで、
会場にはゆるきゃらも来ることなく、
物販に精を出すこともなく、
ザ・老舗の本気イベント。
短期的なイベントではなく、
中期的なイベントのようで、
日によってはレジェンド谷川俊太郎の
講演会もあるよう。
谷川俊太郎の講演会だなんて、
興奮しないわけがない。
会場では絵本をテーマにしたワークショップや絵本の読み聞かせが中心。
そして、自由気ままに絵本が閲覧できるようになっている。
もうね、懐かしい絵本ばかりです。
王道の「ぐりとぐら」とか、
今でも鮮明に覚えている飽きるほど読み返した「はじめてのおつかい」だとか。
どこかで見たことある絵柄の、
「おおきなかぶ」とか「だるまちゃん」とか。
ナツオが
「これ読んで~。」
と色々な絵本を持ってくるのだが、
申し訳ないがナツオそっちのけ。
「はじめてのおつかい」を眺めながら、
生家を母を懐かしき昭和を思い出す。
そして絵本の世界に入り浸る。
今に続く本好きのきっかけは確実にこの頃の絵本体験。
そう考えるとナツオの「これ読んで~」攻撃も邪険には扱えないなと反省しながら絵本を読みふける。