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月→土勤務の外資系風バリキャリ妻と元気いっぱいの2人の息子たち。2012年度、2017年度と2回育休を取得。育児ブログです。

嗚呼、美しき日本乃銭湯。

ナツオが風呂好きに育っているおかげで、

なにもない日の選択肢が増えてきた。

風呂行くか?

と投げかけるとテンションあがるナツオ。

「お風呂行きたい!

 あわあわのお風呂行こう!」

と元気になり、

わざわざ義母のところに行って、

「おとーさんとお風呂行くんだ~。」

と報告している。

 

そんなわけで、ナツオをだしにして

男2人で銭湯へ。

お気に入りの銭湯はスーパー銭湯といったナンパなものではなく、

公衆浴場法で定められた立派な銭湯。

しかしながら、昔ながらの銭湯画はなし。

あのレトロなタイル画の富士山は見られない。

と思ったら、もっと美しいものを見る機会に恵まれた。

ナツオが体を洗っていると優しい声が。

「ボクはひとりでからだ洗って偉いな。」

「ありがとうございます。

 息子なりに頑張って洗ってるんで…す…よ!?」

返事しながら振り向くと、 

目の前の背中にとてもとても立派な芸術作品が。

びびって目をそらすようなものではなく、

思わず見入ってしまうレベル。

肩から足までのとても壮大な作品。

しかも、フルカラーで美しい。

目が吸い込まれてしまう。

まじか?

昭和映画の世界でしかお目にかかれない代物。

そして、映画の通り任侠の人たちは子どもに優しい。

お風呂に入っていれば、

「ボク、熱くないか?凄いな!」

脱衣場では、

「ボクは何歳だ?二歳かかわいいな。」

と、何かと気にかけてくれる。

なぜかナツオも打ち解けたようでよく話している。

昔も今も銭湯は地域の社交場です。

ナツオが余計なことを口走らなくてよかった。