昨日は祖父の一回忌。
そして、イクオの誕生日。
保育園で「誕生日」について学んできたらしく、
「とうちゃん今日誕生日だよ。」
と教えると、
「とうちゃん誕生日!おめっとう!はっぴばーすでーとーゆー、はぴばーすでーとーゆー」
と歌い出し、最後にぱちぱちと拍手して最後に「ふー」とろうそくを消すまねをする。
家からお寺までの約2時間のドライブ中は延々と「とうちゃんはっぴばーすでー」を繰り返すナツオ。
おかげで楽しいドライブとなる。
そして、会場入りし、いよいよ法要開始。
親族のみの10名がとても大きくて金ぴかな御堂にポツン。
住職が挨拶を終えていざ木魚の前に。
そして、お経がスタート。
実に厳かな雰囲気。
と、ナツオが急に大声をだす。
「あっ!ろーそく、ろーそく。」
と位牌の左右に備えられている大きなろうそく気がつく。
そして、ナツオの頭の中で、
ローソク=ケーキ=誕生日
と結びついたのだろう。
住職のお経に負けないくらいの大声で、
「今日、とーたん誕生日、誕生日なの。はっぴばーすでーとーたん・・・。」
と突然歌い出し、最後には大きなろうそくにむかって大きく口をあけて「ふ~」と吹き出す。
むろん、届きはしない。
そして、歌い終わると「ぱちぱち」言いながら拍手。
まさかの法要中の拍手。
親族ばかりなのでほほえましい空気で終わるのだが、
一応オフィシャルな場。
止めようと試みるも、無視してまた歌い出す。
木魚のリズムに合わせてのバースデーソング。
最高の誕生日プレゼントだった。
祖父にとっても、お経よりもナツオソングの方がよかったのでは。
なんて、都合よくまとめておく。