会社でのランチ後にせっかくなので
受付にあるクリスマスツリーを見に久々に会社へ赴く。
会社の最寄り駅に着いたときは、
気持ち的にもう会社へは戻れないなと思っていたが
いざ会社に行くとそんな気持ちは飛んでいった。
子連れだし、スーツでもないし、
手荷物もいっぱいだし、年末で職場も忙しいし
となにかと自分の中で言い訳をして職場へは行かず。
ただ受付ロビーでこっそりとクリスマスツリーを眺める。
すると、見知った顔にどんどん見つかる。
遅いランチから帰ってきた人や
これから打ち合わせに行く人たち。
そんな人達に声をかけてもらう。
スーツ姿が主流の中でまさかのだっこひも野郎。
嫌でも目立つ。
他部署の人ばかりであるが、
社歴も10年となるとそれなりに顔も広くなる。
みんな育休のことは知っているので
口々に心配してくれる。
ナツオはそんな会話も気にせず昼寝中。
立ち話であるがついつい話し込んでしまう。
そして改めて寂しかったんだなと実感。
会社の人と会うまでは会社に戻りたくない
と思うようになっていたのに
今じゃ、早く戻りたいくらい。
まったくもって勝手なイクオ。
それだけ人に恵まれているということだ。