家族が出てきたので育休宣言を少し。
父親へ育休宣言をしたのは出産が近づいてきた春先。
反対をされる立場でもないが事後報告だとなにかとうるさいので。
父親にそれとなく宣言した後のリアクションは一言。
「情けない。」
まだ50代だし多少は理解があるかと思いきや
そんなことなし。
ただし、この考えは父の職業によるのかもしれない。
女性の進出も遅いお堅い金融業界ということで、
女性は早々と結婚し、子どもを育てるもの
男性は体壊すくらいのつもりで働き続けるもの
という根本思想が父の中でありそう。
実際、幼少期を思い起こせば父はいつも帰りが遅く、
休みの日も仕事こそないものの社内資格の勉強ばかりしていた。
そんな人から見れば、妻を働かせて、夫が子どもと家にいるというのは
理解に苦しむのだろう。
ただ、価値観の違いというのは理解しているみたいで
考え直せ、なんてことは一切言われなかった。
それでも会うたびに「本気なのか?会社は大丈夫なのか?」
と気にしてくれていた。
そしてそれは出産後も続く。
しかし、実際に取得した今となっては好奇心の対象らしい。
育休中の生活ぶりが気になるらしく、1日のスケジュールについて
会うたびに尋ねてくる。
息子を機に父親の考え方も変われば
世の中も少しは変わるかな。