1年前まではニュースだけの世界であった、
保育園入園問題、待機児童問題が身近な話題に。
ちょうど保育園入園の合否から一週間立ち、
最近やたらと「保育園どうでした?」と聞かれる。
そして、その瞬間に近くにある耳がこちらに向けられることを感じる。
夕方とは言え、発表日初日に、
しかも希望通りの保育園から連絡があったのでてっきり、
「この地域は子育てに熱心だな。保育園問題は別世界か。」
と思っていたら大間違いであることを実感。
聞いていけば聞いていくほど残念ながら入れなかった人が多い。
家庭の持ち点と保育園のキャパによるので「たまたま」とは言えないが、
やはりゼロ歳時入園というのが大きいらしい。
それに加えて、第6希望までびっちり書いたことで必死さが伝わったのだろうか。
待機となってしまった家庭は、
・1歳児入園
・第1希望、第2希望だけ記入
という人が多い。
企業の都合を考えれば育休は1歳までだし、
地域内とは言え、常識的に通える範囲は2つ、3つが限度だし、
当たり前と言えば当たり前なので、
なんだか釈然としない気持ち。
イクオ生活に入らずに妻が育休となっていれば、
我が家も待機していたはず。
そう考えると、たまたま運がよかったと言えなくもないか。
深く考えれば考えるほど迂闊な事は言えなくなってしまう。
今までニュースの中だけと思っていた世界がどんどん身近になってくる。