いつかやるかと思っていたが、ついにやってしまった話。
ごめんよ、ナツオ。
だんだんとナツオの安らぎポイントがわかり始め、
効果的な抱っこの仕方がわかりつつある今日この頃。
ぐずり始めたところでうまく抱っこし、どうにか寝かせる。
ナツオの眠り具合を確認してから、
爪切りはさみで爪の調整。
思っていた以上に爪が伸びるのが早く、
最近は手を活発に動かしているので、
自分で自分の顔を傷つける自傷癖のあるナツオ。
朝起きるたびに頬に線が入っている。
そんなナツオなので、爪切りは適度に。
もちろん、細心の注意を払って。
そう、払っていたのだが、ついにやってしまった。
慎重に爪を切っていくイクオ。
慣れてきてしまったせいなのか、
ついつい雑気味になってしまう。
そして、「ずいぶんやわらかくて弾力のある爪だな」と思ったまま、
柔らかいものをパチン。
その瞬間、ナツオがパチリと目覚めたかと思うと、
耳をつんざくような泣き声と溢れ出す涙、涙、涙と指先から流れ落ちる血液。
指先なので大事にはいたらないのだが、
それでも、はさみでチョキリなので、血が、血が、血が。
ごめんよ、ナツオ。
今までに聞いたことのないほどの大きさの泣き声を聞いているだけで、
こちらまで泣けてくる。
圧迫止血によりなんとか血は止まってくれたが、
ナツオの涙は止まらない。
もうひたすら平謝りです。
しばらくはハサミを持つことを自粛します。